まさにこの部分は、わがクリニックの強みかもしれません。私自身が恥ずかしながら医者の不養生で、歯の欠損、それに伴う顎関節症、咀嚼障害かみ合わせの歪みによる不定愁訴や頚椎症などを経験しています。
歯の欠損には、インプラントによる治療が最もその悩みを解決する最高の方法だと思いますが、どうせなら、患者様の悩みを同悲同苦で経験しながらその解決を図っていこうと、各種の義歯装着の実験期間を経て、インプラント治療に移行しました。
なので、患者様の訴えや細かい希望を可及的に追求することが自然にできるのです。
また、さまざまな理由によってインプラント治療を断念したり、保留している患者様にも、あきらめないで満足度の高い義歯治療を提供すると、これもまた患者様の人生が好転して前向きに若々しくなられていきます。
こうしたことから、歯科治療で、エイジングケアに貢献することができるのだという確信を得ております。今まであきらめていたり、後回しにしていた口腔の健康回復、健康維持に、今一度取りくんでいただくことで、多くの方々の健康と幸福に少しでもお役にたてればそれが歯科に携わる医療者たちの幸福でもあると思うのです。